マカンとお散歩! ~New life with Macan~

初ポルシェ。人生が変わったわけではありませんが、生活は変わりました。人生も生活も英語だとどちらもlife。ややこしいな。

ポルシェ911(前編)

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代車というよりもデモカー?

前日のブログのつづき。

納車時にあった傷。その部分のとりかえパーツが本国から到着して、マカンを預けることに。その代車として、担当氏から「911でいいですか?」と聞かれたので「もちろん!」と答えました。

そしてわが家にやってきた代車を見て、びっくり! 代車って大概が年期ものだったりしますよね。ところが、今回はピッカピカの新車だったのですよ。走行距離は1640キロ。代車というよりは、デモカーですよね。

代車のことを担当氏にたずねると「普段は、グループ会社のフォルクスワーゲンあたりが多いんですけどね」。担当さん、頑張ってくれたんだね。ありがたいです。

 

担当氏からいろいろと操作の説明を受けたあと、エンジンを始動して、またびっくり!

音がすごい!……やばすぎる! 今まで自分がのってきた車の中には、前者のメルセデスCLK350のほか日産シルビア(S12←デートカーS13の前世代でちょっと硬派)などのスポーツカーもあったわけですが、エンジンの音はつつましかった。控えめに、という作り手の配慮が感じられた。だが911は、これまでの車とは発想が異なっている。

これ、密集した住宅街で朝鳴らしたら、みんな目覚める。そのくらい迫力があって、正直びびった。……でも、いい音なんだなあ。

乗り出してからも、そのサウンドには心躍らされた。アクセルの加減で音が変わり、背中を押してくる。とくに加速しはじめの音が、ぐっと気分を高揚させる。

これはスポーツカーではない。レーシングカーなのだ。

そう思わる音でした。もちろん、エンジンもハンドリングもそれに相応しく。

 

取り回しについては、マカンとくらべれば幅がなくて、心の負担は軽減。しかし新たに、低い車高がプレッシャーに。ボタンを押すと車高が2センチアップする装置があるのだが、目視するとそれでも低いような……。

駐車場に入るときの段差が怖い。そう感じて、スーパーアオキの入口付近で思い悩む。でもしばらくして、駐車場からポルシェケイマンが出てきたので、意を決して入る。建物3Fの駐車場まで駆け上がると、911が止まっていた。大丈夫なんだね。

(つづく)