マカンのマイナーチェンジのプレス発表は2018年の12月でした。そしてデリバリーは19年の夏以降だったと思います。後期型がジャパンに到来してはや1年、街でも時々見かけるようになりましたね。
今さらですが、マイナーチェンジでどこがかわったのか「見た目重視」で,、おさらいしたいと思います。
いちばん大きな変更箇所はここですよね。
横一直線のテールランプ。最近のポルシェファミリー共通のデザイン言語ですね。
これが、なんともいえずクールです。ポルシェの場合、停車してロックしたあとのフロントとテールライトの残照時間を自分で設定できるのです。30秒とか1分とか、各自お好みに設定して、停車したあと光に見惚れて、余韻に浸るのもいいですよ。
ちなみに、夢のクルマ911は、残照部分が2段階に分かれて消灯したのですよ。演出がニクイですね。
フロント部分にも手が入りました。
個人的には、このデザインは大好きです。昔の話をしてしまいますが、私はクルマに興味を持ちはじめたのは、小学生低学年のころ。その時、初めて好きになったクルマが、フェアレディZ(432型)だったのです。……「悪魔のZ」としても有名ですね。
これは非常に個人的な思いなのですが、マイナーチェンジ後のマカンの、奥まったヘッドライトを見ると、このZを思いだしてしまうのです。
実はこれが、かなりの購入動機になりした。
フェアレディZに似てるからポルシェを買うって、すごくヘンなのですけど……。
あと、ライトの意匠も気に入っています。メインライトを囲む4本のスモールライトが筒状で、ロケットランチャーみたいなのです。
ほかにも手が入っています。
フロントの画像に戻っていただきたいのですが、フロントスポイラーが付きました。黒いやつです。これもあった方がいいですね。
でも不思議なことに、このフロントスポイラーは上級グレードになると、なくなってしまうのです。
ついているのは、「素」のマカンと「S」のみ。しかもこの2グレードも「スポーツデザインパッケージ」のオプションを付けると、なくなってしまうのです。どうしてなんざんしょ? かっこいいのに、と思うのですけどねえ。
エクステリアに関しては、そんな感じです。フロントグリルの形状も変わりましたが、そんなに印象は違いません。
インテリアに目を向ければ、ナビ画面が大きくなりました!
でもねえ、この画面を使いこなせていないんですよねえ……ポルシェコネクトさん。
7月17日追記
初代フェアレディZをデザインした松尾良彦氏が逝去されました。お悔み申し上げます。夢をありがとうございました。