旅の1日目
旅立ちの朝を迎えて、深く反省する自分がいました。
……前の晩、飲みすぎてしまったのです。
家族の案件がひと段落ついたタイミングでもあったので、ことのほかワインが進んでしまい、そのうち止まらなくなって、ビールも飲んだり……。バカ!
これはもう、運転どころではなく「寝かせて」という体調に。
運転は妻に任せて、私は助手席での旅立ちとなりました。
旅路は、東北自動車道をひたすら北上。
マカンの助手席に乗ることになって思ったことがあるのですが、「サスが固いな」と。
もちろん、運転している時でもサスの固さは感じていたのですが、
助手席で感じるそれは、3割増しぐらいのゴツさを感じるのです。
特に、シートをリクライニング全開にして
ベッド状にしていた時など(←どんだけ飲んだんだ!)
身体をリアルに突き上げてくるゴツさがありましたね。
参考までに、妻の走りは追い越し車線キープの走りでした。
そうして、私が寝ている間にもマカンは北上していきます。
最初の目的地は「銀山温泉」。
大正時代の趣がある素敵な温泉街ですよね。
ちなみに「銀山温泉へ」と言うと、
若い世代からは「千と千尋の神隠し」と返ってきますが、
同世代だと、これはもう「おしん」なのですね。
世代のギャップ、超絶すぎ!
東北自動車道の福島県内から枝線(E13)へ進み、山形県へ向かいます。
午後になると私の体調も戻ってきました。
運転代わりのタイミングを計っていたら、メーターが!
6のゾロ目で思わずパシャリ。
そして、トリップメーターを見れば、すでに353キロも!
妻が負担をかけたなあと、反省。
でも、妻はあまり疲れていない、と。
アクティブクルーズコロントロールをよく使っていたそうです。
また「自動操縦をしている」とも言っていましたが、こちらは、
「自動~」ではなくて「レーンキーピングアシスト」ですね。
オプション09 レーン キーピング アシスト - マカンとお散歩! ~New life with Macan~
山形PAにて、ドライバーチェンジ。
高速道路ではあるが車線はひとつなので、追い越しは不可。のんびりと。
E13を走り切り、一般道へ。
ここから「銀山温泉」までに道のりが、山道がメインのはずだが、
いかにも峠道というイメージはなく、ときに平坦で道の幅も広かったりする。
伊豆や群馬とは異なる山道のようでした。
銀山温泉に到着する。
すこし手前の駐車場に車を止めて、温泉街までは少し歩きます。
お散歩がてら、ちょうどいい塩梅ですね。
いやあ、趣のある場所でした。
足湯にも浸かってきましたよ。
いいですねえ……、いつかは泊ってみたいものです。
「え」と思った方もいますよね。泊まらないの?
そうなんです。ここは観光オンリーなのです。だって、宿泊料が高いのですよ(涙)。
つづく。