ホテルをチェックアウトして、寄り道をしながらも、
私たちは「鬼首かんけつ泉」を目指しました。
かんけつ泉、一定時間をおいて、温泉が地上高く吹き上がるあれですね。
ホームページをアップしておきます。
この場所は、どうも山深いところにあるようで、道を進めていくと、
道幅が極端に狭くなった山道に出くわしたのです。
いかにも「奥のほそ道」という雰囲気がありました。
「ここを通るのか?」と身構えました。対向車が来ると厳しい感じです。
ところがですね。
私はある道路標識を見て戦慄しました。
ここは「一方通行」だったのです。
たちまち僥倖!
一方通行の山道って、これはまさに「ニュルブルクリンク」ではないか!
日本のニュル。
対向車を気にかけずにドライブを楽しみました。
※ただし、この道は冬季期間は閉鎖だそうです。
「鬼首かんけつ泉」に到着。
かなり鄙びた感があるのですが、入場券はGotoクーポンにしっかり対応。
私の場合は、ホテルで使い切っていたのですが……。
厳美渓といえば、渓谷の高い対岸からワイヤーを伝って、団子を注文することができます。
まず、籠にお金を入れて、鐘をならすと、対岸の団子屋さんが籠を引き上げます。
そして、団子が入った籠がワイヤーを下って、手元にとどく仕組みです。
▲こんな感じで、籠がスーッと下っていきます。
私も注文してみたのですが、到着した籠を見て、驚きが!
籠には、紙コップに入ったお茶がついていたのです。
そのお茶が、まったくこぼれていないのです。
そうです。対岸のだんご職人さんは藤原拓海(頭文字D)ばりの
技をもっていたのです。
からくりを知ると、とてもシンプルなのですけれど、ね。
つづく