ちょっと古くて恐縮ですが、2016年のマカンの「認証タイヤ」リストです。
マカンの購入を検討していた時は、穴が開くほど公式ホームページを見ていました。
この表はその時に見つけて保存しておいたものです。今では、ホームページから削除されているようですが……。
タイヤはすべて、サマータイヤです。
ホイールは18インチから21インチまで、オールサイズのラインアップです。
20インチからは、ヨーロッパの老舗ブランドで占められていますね。さすがです。
18~19インチは、世界じゅうのメーカーが群雄割拠。しのぎを削っている状態です。ここに日本のブランドがないのは、淋しい気もしますけど……。
さて、自分のクルマが19インチなもので、19インチのタイヤをざっと見てみます。
リストアップされたブランドは、次の通りです。
・コンチネンタル スポーツコンタクト5
・グッドイヤー イーグル F1 Asym(アシム?)2
・ハンコック ヴェンタス(?) ソラス(?)S1 エヴォ2
・ミシュラン ラティテュード スポート3
・ネクセン エヌフィーラ RU1
※カナ表記に自信がないものは(?)をつけています。
6ブランドはインチ別で最多の参入ですね。
表には、「ロール耐性」「ウェットコンディション」「ノイズエミッション」の評価も記されています。
どれも認証タイヤなので、ポルシェ基準をクリアしての評定なのだと思いますが、
ざっくりと見て、ロール耐性は「C」、ウエットコンディションは「A」がマカンの基本のような気がします。
ピレリは、これが「B」と「B」。意外にも、バランス重視型なのでしょうか?
さて、わがネクセンを見てみると、前輪がよもやの「C」と「B」。後輪の評定はOKですが、ノイズがワースト!
どうしたネクセン、「認証」先発のハンコックにも負けているぞ。
しかし、ノイズがふるわなかったのは、想定外でした。
実際に乗ってみると、ロードノイズが気になったことはありません。
むしろ、静かだと思いますよ。
タイヤが鳴くような走りはしていませんが、鳴らせたら大きい悲鳴をあげるのでしょうか?
ちょっと、ナゾです。
サマータイヤ表からは、上に書いたようなことが見てとれます。
しかし、そもそもの発端だった「タイヤの減り」については、読み取ることができません。
それで、ブランドごとにホームページを見てみました。
ネクセンだと、こんな感じ。
なるほど、摩耗性能は重視していないのが分かります。
その一方で、「ウェット性能」が良いのが分かります。
……って、ちょっと待った!
ポルシェ基準で、ウエットは、痛恨の「B」ではなかったか?
ホームページで謳われた性能は、あくまでも「当社比」なのですよね。
うーん、なんかあてにならないなあ……。
タイヤの減りほか、なにかブランドを横並びで評価できるものは、ないかしら?
ありました。
そのあたりは、また、次回で。