ブログを更新することができなかった
5月のある日の出来事を書きます。
その日は、天気のいい日曜日でした。
所要があって出かけると、レジェンドカーを見つけました。
フェアレディZですね。
懐かしい、というか、切ない気持ちにもなりました。
なぜかというと、この形式のフェアレディZは、私の初恋クルマなのです。
そのあたりの事情は、こちらに書いたとおりです。
その日は、ほかにも歴史にのこる名車に遭遇。
箱スカですね。
当時の日本グランプリで、ポルシェを抜き去った
羊の皮をかぶった狼。
このクルマ、私は前にも見たことがあるのですが、
それがいつなのか、思い出せないくらい久々のことでした。
さらに、こちらのクルマにも遭遇。
TOYOTA2000GT。
公道で走っている姿を見るのは、自分史上、初めてのこと。
すごい! 奇跡の日曜日。
ちなみに、遭遇したのは3台とも都内ですが、区も時間もばらばらです。
なにかのイベントがあったわけでもないのです。
ところが、このあと、ちょっとした事件が起こりました。
しばらく、2000GTのうしろを走っていた時のこと。
交差点の手前の右折レーンに、ポルシェ911が走っていたのです。
「あ、GT3だ」とわき見をし、のち、前方を見ると……。
2000GTが手前で止まっていたのです。
反射神経からの、フルブレーキ!
4輪がロックした感覚がありました。
止まらない!
そして、
覚悟しました。
………、
結果的には止まってくれました。
止まってみれば、前車のと間にはまだ余裕がありました。
よかった。
2000GTは、日本の宝。
おかま掘らなくて、本当に良かった。
2000GTのドライバーが、窓から手を出して
「ごめん」のような仕草をしてくれました。
とんでもない。
私は、頭を下げました。
わき見をした私に責があったのですから。
それにしても、マカンは、よく止まってくれました。
夜になって、あらためてタイヤを見てみると……。
黄色のところ/アスファルトの石を噛んで、損傷。
青いところ/ゴムがはがれてます。
赤いところ/はがれたゴムがあらぬ方向にめくれています。
けっこう、壮絶だったかも。