マカンとお散歩! ~New life with Macan~

初ポルシェ。人生が変わったわけではありませんが、生活は変わりました。人生も生活も英語だとどちらもlife。ややこしいな。

マカン の「声」を聞く (その1)

クルマ好きなら一度は読んだことがあるだろう「頭文字D」(しげの秀一 作)。

その作品に、神奈川県をホームグランドとする

「スパイラル ゼロ」というチームが登場します。

 

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「スパイラル ゼロ」は、クルマとの対話を大事にします。

 

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私も謙虚に、マカンの声に耳を傾けてみたいと思います。

まずは、わかりやすくエンジンの回転数から。

エンジンは、「素」のマカン搭載の2000ccシングルターボです。

 

1100回転

街中での走り始めの回転数がこのくらい。

マカン、「でれれん」と、ものすごく眠たそう。

育ち盛りの子を朝起こすときのような、眠たがりです。

重量も感じますし、まったく普通の乗用車感ですね。

 

1500回転

このあたりから、目が覚めてくる感じでしょうか。

この回転域で留まることはなく、するすると回転が上がっていきます。

 

2000回転

クルマがとっても走りたがります。

エンジンが快活に回ってきて、楽しくなります。

ターボの効きはじめも、このあたりからですよね。

 

高速道路をクルーズするときは、回転数2000ちょっと上ぐらいをキープかな。

この時、エンジンの声を聴くと、「ぐー」とくぐもった唸り声。

「退屈だなあ」と語ってくるように感じます。

「もっと回して!」とも。

 

言うとおりに、クルマを気持ちよく走らせてあげたいのですが、

そうすると青キップを切られる心配もあって、我慢です。

 

この2000回転から上が、活き活きゾーンだと思います。

「スポーツモード」で走った場合、

この回転域より「上」をキープしようとする意志を感じます。

 

3000回転

この回転域の印象は、正直言って、特になし。

通過点という感じで、すぐに4000に到達してしまう感じです。

 

4000回転

咆哮!

4気筒とはいえ、いい音出します。

トルクもりもり出てきて、楽しさ極まる!

 

5000回転

ここも3000の時と同じで、あまり印象がありません。

エンジンが回って、通り過ぎてしまいます。

 

6000回転超

通常の運転でここに到達することはありません。

しかし、高速道路の料金所からの「アクセルべた踏み」などで、回ってしまうことも。

レッドゾーンは6800回転ですが、

6500ぐらいでシフトアップされてしまいます。

 

また、6000超えからアクセルを離しても、回転数がしばらく落ちません。

クルマが減速を「イヤイヤ」している感あり、ですね。

 

総括

「素」のエンジンが、ポルシェ「謹製」ではないのは、ご存じだと思います。

それでも、「よく回るぞ!」というのが、対話をしてみた私見です。

走りたがります。

抑えるのに苦労します。

 

次回も、マカンの「声」を拾ってみたいと思います。