引き続き、マカンの声を聞いてみます。
前回は、私がアクセルを踏んで回した時の「声」を聞きました。
今回は、私はアクセルを踏みません。
「アクティブ・クルーズ・コントロール」を使って、
マカンが「自発的に」どのように走りたがるのかを検証します。
ちなみに「アクティブ・クルーズ・コントロール」は標準装備です。
画像にある青囲みのレバーがそれです。
その機能は、言うまでもないかもしれませんが、
設定した速度まで加速をして、速度到着後はキープします。
また、前方に、赤信号などで停車している車があれば、
減速して最後には止まります。
これに、オプションの「トラフィック・ジャム・アシスト」をつけると、
停車後の発進も自動で行ってくれます。
私のマカンには、このオプションはついていません。
ですので、発進だけはドライバーがしなくてはならないのです。
しかし、アクセルを踏まなくても発進することができるのです。
その方法は、発進したいときに、レバーを上にあげればよいのです。
速度設定が保持されていれば、このレバーを上にあげるだけで、発進します。
さあ、アクセルを踏まない運転をしてみます。
発進しました。
ちょっと、怖いです。
「急」がつく加速をします。
ゲートが空いたら、いきなりかかってしまう、気性が激しい競走馬のようです。
私は、すぐにでも一度ブレーキを踏んで、マカンを諫めたい気になるのですが、
それでは「声」を聞くことができません。
恐怖にかられながらも、マカンに走りを任せました。
設定した速度に達すると、当然のことですがクルーズに入ります。
ここでほっと一息。安堵感に包まれます。
さて、
前方のクルマが信号停車しています。
それで、マカンも、減速→停車の動作にはいるわけですが……。
ここでも、マカンは怖いのです。
ブレーキを踏むタイミングが遅いのです。
私ならすでにブレーキを踏んでいる場面でも、
マカンはまだ踏まないのです。
「止まってくれよ」と神頼みしたい気持ちになります。
「発進」よりも「停車」の方が、怖いです!
まあ、最後はちゃんと止まってくれるわけだけど……。
声を聞きました。
マカン(というか、このシステムをプログラムした開発チーム)は、
スポーツライクな走りが好きです。