前回「鬼滅の刃」のことを書いたらアクセス数が多かったので、もう一度とりあげます。その人気ぶりを考察します。
「映画」について
公式の発表はまだですが、今週末で歴代興行収入1位は達成確実!
おめでとうございます!
▲このお方、ツイッターでは「300億の男」と称されていますね。
「千と千尋」超えのあとは、どこまで延びるのでしょうかね。興行収入350億はいくかな? SNSでは「煉獄さんを400億の男」に! というメッセージも多いようです。
原作について
原作のコミックは、どこの書店にいっても品切れで売っていません。
電子書籍なら問題ないのだと思いますが、私は、紙で読みたい派(←古い!)なので、
じっとマガンの子なのです。
あいまいな記憶で申し訳ないのですが、コロナ禍になる前から書店はそんな状況でした。こんなの前代未聞ですよ。
どんな話?
「鬼滅」を未読未見の人向けに、この作品を一言で表現するとすれば「鬼退治」。
その道すがら、ちょっと変わり者の「連れ」が加わりますので、なんだか「桃太郎」のようなイメージも、なきにしもあらずです。
なんだ、子ども向けの話じゃないか。
たしかにそうです。
ただ、この作品の根源をなすテーマは「家族愛」と思われ、普遍的です。
大人の鑑賞にもたえます。実際、私は映画館に行ったときは、お子さんにせがまれてきた保護者の方もハンカチを目元に当てていました。←私は、ハンカチを持ち合わせていなく、ティッシュでしたが。
年配者の方(←私も)には、アニメであることがネックになる方もいると思いますが、見てしまうと、作品に入り込んでしまいます。
展開
興収歴代1位! 「映画」は、よく頑張りました。
しかし時間軸的に、年末年始を過ぎれば終息に向かうでしょう。
気になるのは、この次の展開ですね。
「千と千尋」の場合は、単発の物語でした。
しかるに「鬼滅」はと言うと、今回の映画をもってしても、まだ原作の3分の1を終えたばかりです。
まだまだ「備蓄」があるのですね。
原作を読んでいないのでアレですが、単純計算をしてみます。
これまでのテレビアニメ+映画を1ユニットとすると、あと、2ユニットはいける計算になりますよね。
正義の剣士の三部作。
そう考えると、あの「超大作」を思い浮かべてしまいます。
そう、あの作品にも、剣士の「連れ」に凸凹コンビがいましたね。
原作はアメリカでも売れていますね。映画はこれから。
「鬼滅の刃」は、日本発の「スターウォーズ」になる可能性を秘めています。
▲グッズの売り上げもすごいですね。