マカンとお散歩! ~New life with Macan~

初ポルシェ。人生が変わったわけではありませんが、生活は変わりました。人生も生活も英語だとどちらもlife。ややこしいな。

重量比 と トルク配分

SUVでありながらも、スポーツ走行が楽しいマカン。

その理由を、「前」と「後ろ」の仕事ぶりから見てみます。

 

☆車体の「前」と「後ろ」

まずは、車検証を見てみましょう。

「素」のマカンのものですよ。

 

f:id:kamihitoe20:20210815170457j:plain

 

車体の形状は、ステーションワゴンなんですね!

意外です。

 

でも、大事なのはそこではなく、「前後の重量比」。

車両重量が、1860キロ。

前軸が1010キロ。後軸が850キロ。

これを、前後比にすると、54対46になります(四捨五入)。

 

ちなみに、峠クルマのトヨタ86のそれは、53対47。

 

マカン、4輪駆動にしては、結構がんばっていると思います。

ちなみに、欧州車にありがちな、どえらく重たいバッテリーは...

 

f:id:kamihitoe20:20210815180053j:plain

 

後ろ側にあるのですね。

この努力、結構ポイントが高いです。

 

 

☆動力の「前」と「後ろ」

そして、次は前後のトルク配分を見てみましょう。

 

通常、街を流している時の配分は、こんな塩梅です。

 

f:id:kamihitoe20:20210815172601j:plain

 

街中ではだいたい、前20~30,後80~70くらいです。

目測ですが、踏めば40対60ぐらいまでいく感じですかね。

50対50には、経験則では、滅多にいきません。

 

あくまでも、後輪が勝った配分をしています。

 

☆総括

この「前」と「後ろ」のふたつの要素を見てみると、

マカンの走りはFRを志向していると思われます。

トルク配分をみていても、

FFには「絶対にさせないぞ!」と意思を感じます。

このクルマ、やはり後輪を回したいのですね。

ちなみに、スノーチェーンも、ポルシェは後輪装着を指示しています。

 

FR的な走行志向。

とは言っても、「ドリフト」はしませんよ。

そこは四駆の鬼グリップが効いています。

 

安全にグリップ走行を楽しみましょうね。