マカンとお散歩! ~New life with Macan~

初ポルシェ。人生が変わったわけではありませんが、生活は変わりました。人生も生活も英語だとどちらもlife。ややこしいな。

マカンで、奥のほそ道(3日目の2)

達谷窟毘沙門堂(たっこくのいわやびしゃもんどう)

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中尊寺といい、こちらといい、悠久の時を感じました。

1200年の歴史があるとのことで、その間ずっと、祈る人を見守り続けてきたのですね。

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ちょっと小さくなりましたが、木々の向こうに見える毘沙門堂を背景に記念撮影。

 

このあと、渓谷舟下りで有名な「猊鼻渓」(げいびけい)に行こうとして、

ナビの設定を間違えて、「厳美渓」(げんびけい)を再訪するドジを踏みました。

さすがに「空飛ぶだんご」どころではなく、再出発。

 

次は無事に「猊鼻渓」に到着。渓谷舟下りで有名な場所。というか、ここまできて舟乗らなくてどうすんの? という場所ですが、ここは「見るだけ」。

時間がなかったのです。

実は次の場所へ急がなくてはならない時間になっていまして、割愛。次回こそ。

 

次の目的地は、気仙沼

今回の旅行で、平泉と並んで私が行きたかった場所。

厳美渓からは、国道284号を東へ下っていきます。

この道も、関東と比べると「くねくね度」が浅く、速度が出やすい

ハイスピード峠道。東北はこのタイプが多いのでしょうか?

紅葉を楽しみながらのドライブとなりました。

 

この道を走っていて、ちょっと気になることが。

ところどころ、その地点の住所を表す標識があったのですが、

そのほとんどが「一関市〇〇」なのです。

つまり、山を下って気仙沼市にたどり着くまでの道のりはすべて、一関市だったのです。

厳美渓から始まって、平泉周辺で観光をした場所もすべて、一関市でした。

いったいどんだけ大きいのでしょうね一関市。

 

気仙沼に到着。

この場所に行きました。

気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館

東北へ行くにあたって、訪れなければならない場所と決めていました。

被災した高校の校舎をそのまま残した施設になります。

リンク先のHPを見れば、教室に自動車が流れ込んだ写真が出てきます。

この教室を、実際に見てきました。

そして、言葉を失ってしまったのですが、

この教室は校舎の3階にあったのです。

 

校舎の屋上からは、屋根がなくなった体育館なのど遺構が見えます。

また、更地になった隣の広場では、お年寄りが集まっていました。ゲートボール(?)に興じていて、彼らは、なぜか、底抜けに明るいように見えました。

被災地の未来は、このお年寄りの笑顔とともにあるのだと思いました。

 

この伝承館には、長く居ました、

陽も傾いて、宿泊地の松島へ。

つづく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マカンで、奥のほそ道(3日目の1)

盛岡市つなぎ温泉で一泊しました。

 

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部屋から見えた駐車場の写真です。

マカン、幅広っっ!

 

さて、つなぐ温泉は目前にきれいな湖があるものの、

ほかになにか特徴があるわけではないようです。

硫黄泉ということですが、硫黄臭が漂っているわけでもありません。

 

地味な温泉地だと思います。

ここを目的にして旅をすると、脱力するかもしれません。

 

しかし、アドレスは盛岡市です。

盛岡に泊りの用事があって、市内のビジネスホテルじゃ味気ない、

という人には需要があるかもしれません。

 

私の場合は、盛岡に用事があったわけではありません。

実は、平泉近辺で泊りたかった宿があったのですが、

ブックフルになってしまったのです。

それで急遽、宿探しをしました。

方角的には、「奥のほそ道」なので北が向かうのが筋かな、

と大した理由もなく、つなぎ温泉にしたのでした。

 

当たりも外れも、旅にはつきものです。

で、このつなぎ温泉がどうだったのかというと、当たりだったのです。

望外なことがあったのです。こちらについては後述します。

 

ホテルをチェックアウト。

きれいな湖=御所湖で記念撮影。今回の旅の最北の地となります。

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さて、次の行先は……またしても、平泉!

妻が、達谷窟毘沙門堂(たっこくのいわやびしゃもんどう)に行きたいと。

昨晩、来た道を戻ります。

 

まずは、高速道路盛岡入り口近くのGSで、ガソリン満タン。

いや、昨晩の往路で、ガソリン激安店を見つけたのですよ。

その価格が、他を寄せ付けない安さだったのです。

あまりにも安いので、表示価格は会員価格、会員以外はぼったくり価格かも、と身構えましたが、表示価格のままでした。

ここは凄い! 盛岡出入り口のJAのGSですよ。

 

東北自動車道で平泉へ。

私は先ほど、つなぎ温泉へ行ったのは当たりだと。「望外」とも書きました。

その理由が、これなのです。

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その道中、スピード制限120キロ区間が出現したのです!!!

(写真は、昼の復路のもの。昨晩の往路も同様です)

120なんて、新東名だけだと思っていたので、これには驚きました。

しかも、新東名のようにいかにも「インフラが先端」というわけでもなくて、

道路の状況はふつうの2車線のそれなのです。

 

突然、制限値120になったのですから、心が躍りました。

しかも、写真の標識が、よくわかりませんが体感的には

2キロメートルたびぐらいに設置されているのです。120...120...120...120...。

ここまで見せつけられてしまうと、アドレナリンがドバドバですよ。

いつもより20キロ分、マカンを開放しました。

 

つづく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マカンで、奥のほそ道(2日目の2)

厳美渓で「空飛ぶだんご」を食したあとは、平泉・中尊寺へ。

ここは、今回の東北旅行で絶対に行きたいと思っていた2つの場所のひとつでした。

 

中尊寺につきましては、特に記しません。

素晴らしいの一言です。長年の思いが叶いました。

 

そのあと、妻が「毛越寺に行きたい」となり、日も傾き始めていましたが、Go!

来た道を戻るかたちで、その駐車場についたのが閉園30分前でした。

駐車場の管理人から、温かなおもてなしを受けました。

ありがとう。

結局、日が暮れるまで毛越寺の庭園を堪能して、本日の観光、終了。

 

さて、平泉を回っていて「平泉ナンバー」に一度もお目にかかれなかったのは、残念!

これですね。

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個人的には、すごくかっこいいと思っています。

ボディー色が、白・黒・銀、もちろんゴールド系によく合いそう。

 

でも、リンクした記事を見ると、人気がないのですね。

ランキングのワースト5に名を連ねています(涙)

平泉の方たちへ。ナンバー、かっこいいですよ!

格差はっきり「地方版図柄入りナンバー」 熊本&福山人気 世田谷レア 今後は「全国版」も | 乗りものニュース

 

一方で、今回の旅行で最もよく見た地域ナンバーはこれでした。

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先ほどリンクを貼ったニュースによると、こちらはランキング、ベスト5だとか。

さすが独眼竜、人気ですね。

 

この日の観光を終えて、次の宿泊地、盛岡・つなぎ温泉へ。

その道すがら、旅立ちの前に満タンにしたガソリンの警告灯が付きました。

高速道路のPAで給油。

そのPAのガソリン単価が、東北の道でチラ見してきた店頭のガソリン価格の最高値だったので、驚く。というかビビッて、給油20リットル也。

 

山あいの高速道路を北上していくと、突然、巨大な街が出現します。

なんだか、スペインのマドリードを彷彿させます。盛岡ですね。

 

これまた巨大な「イオンモール」近くの高速出口を降りて、

街とは逆方面をドライブして、つなぎ温泉へ到着しました。

 

つづく

 

 

マカンで、奥のほそ道(2日目の1)

ホテルをチェックアウトして、寄り道をしながらも、

私たちは「鬼首かんけつ泉」を目指しました。

かんけつ泉、一定時間をおいて、温泉が地上高く吹き上がるあれですね。

 

ホームページをアップしておきます。

【公式】間欠泉 鬼首かんけつ泉

 

この場所は、どうも山深いところにあるようで、道を進めていくと、

道幅が極端に狭くなった山道に出くわしたのです。

いかにも「奥のほそ道」という雰囲気がありました。

 

「ここを通るのか?」と身構えました。対向車が来ると厳しい感じです。

 

ところがですね。

私はある道路標識を見て戦慄しました。

ここは「一方通行」だったのです。

 

たちまち僥倖!

 

一方通行の山道って、これはまさに「ニュルブルクリンク」ではないか!

 

日本のニュル。

対向車を気にかけずにドライブを楽しみました。

※ただし、この道は冬季期間は閉鎖だそうです。

 

「鬼首かんけつ泉」に到着。

かなり鄙びた感があるのですが、入場券はGotoクーポンにしっかり対応。

私の場合は、ホテルで使い切っていたのですが……。

 

このあとは、鳴子郷を離れて、厳美渓へ(岩手県一関市)。

厳美渓といえば、渓谷の高い対岸からワイヤーを伝って、団子を注文することができます。

まず、籠にお金を入れて、鐘をならすと、対岸の団子屋さんが籠を引き上げます。

そして、団子が入った籠がワイヤーを下って、手元にとどく仕組みです。

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▲こんな感じで、籠がスーッと下っていきます。

私も注文してみたのですが、到着した籠を見て、驚きが!

 

籠には、紙コップに入ったお茶がついていたのです。

そのお茶が、まったくこぼれていないのです。

そうです。対岸のだんご職人さんは藤原拓海頭文字Dばりの

技をもっていたのです。

からくりを知ると、とてもシンプルなのですけれど、ね。

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マカンで、奥のほそ道(1日目の2)

銀山温泉から鳴子温泉までは、約50キロの道のりです。

陽も傾いてきているので、はやくチェックインしたい気持ちに駆られ、

国道47号を東に進みます。

この道も、山道とはいえ「ほそ道」感はありません。走りやすいです。

 

その途中、「あっ、ここは……」と観光マストの名所に行きつきました。

クルマを停めて、記念撮影。

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鳴子峡です。

 

旅行前にさかのぼりますが、近所の旅行代理店がこの秋、

なぜか「鳴子推し」をしていたのです。

そこで集めたパンフレットなど見ると、必ずでてくるのが、この鳴子峡でした。

駐車場は、この画像で言うと橋を渡った先にあります。

そこから橋を渡ると奥にお土産屋さんがあり、その庭先で撮影をしました。

 

ちなみに、橋下の画像はこれです。

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紅葉が見事でした。

そして、画像で見ると伝わりにくいのですが、とても深いのです。

実は、私はいわゆる「高所恐怖症」でして、この画像を撮ってる時は、

身体の一部が思いっきり縮み上がっていたのでした(笑)。

 

鳴子へ道を進めます。

道中、「こけし」の看板や人形が目立つようになり、鳴子温泉に到着。

街の中心に位置するホテルに到着すると、そこはかとなく硫黄の匂いが……。

温泉へキターーーー! と心が躍る瞬間ですね。

 

チェックインをすると、Goto クーポンを手渡されます。

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このクーポン、手にして分かったことですが、存在が軽いのです。

ロビーにある売店に立ち寄ったりすると、すぐに消えてなくなります。

身銭なら慎重に判断するようなモノを、ついつい買ってしまうのですね。

地域限定、期間限定、使わな損々なのです。

 

しかし、これだけ早く使ってしまうと、

「地域クーポンでトクをするのは、ホテルの売店」説が浮上しますね。

ほかのお客さんもクーポンで払っているし……。

 

つづく。

 

マカンで、奥のほそ道(1日目の1)

旅の1日目

 

 

旅立ちの朝を迎えて、深く反省する自分がいました。

 

……前の晩、飲みすぎてしまったのです。

家族の案件がひと段落ついたタイミングでもあったので、ことのほかワインが進んでしまい、そのうち止まらなくなって、ビールも飲んだり……。バカ!

 

これはもう、運転どころではなく「寝かせて」という体調に。

運転は妻に任せて、私は助手席での旅立ちとなりました。

 

旅路は、東北自動車道をひたすら北上。

マカンの助手席に乗ることになって思ったことがあるのですが、「サスが固いな」と。

もちろん、運転している時でもサスの固さは感じていたのですが、

助手席で感じるそれは、3割増しぐらいのゴツさを感じるのです。

特に、シートをリクライニング全開にして

ベッド状にしていた時など(←どんだけ飲んだんだ!)

身体をリアルに突き上げてくるゴツさがありましたね。

参考までに、妻の走りは追い越し車線キープの走りでした。

 

そうして、私が寝ている間にもマカンは北上していきます。

最初の目的地は「銀山温泉」。

大正時代の趣がある素敵な温泉街ですよね。

ちなみに「銀山温泉へ」と言うと、

若い世代からは「千と千尋の神隠し」と返ってきますが、

同世代だと、これはもう「おしん」なのですね。

世代のギャップ、超絶すぎ!

 

東北自動車道福島県内から枝線(E13)へ進み、山形県へ向かいます。

 

午後になると私の体調も戻ってきました。

運転代わりのタイミングを計っていたら、メーターが!

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6のゾロ目で思わずパシャリ。

そして、トリップメーターを見れば、すでに353キロも!

 

妻が負担をかけたなあと、反省。

でも、妻はあまり疲れていない、と。

アクティブクルーズコロントロールをよく使っていたそうです。

また「自動操縦をしている」とも言っていましたが、こちらは、

「自動~」ではなくて「レーンキーピングアシスト」ですね。

オプション09 レーン キーピング アシスト - マカンとお散歩! ~New life with Macan~

 

山形PAにて、ドライバーチェンジ。

高速道路ではあるが車線はひとつなので、追い越しは不可。のんびりと。

E13を走り切り、一般道へ。

 

ここから「銀山温泉」までに道のりが、山道がメインのはずだが、

いかにも峠道というイメージはなく、ときに平坦で道の幅も広かったりする。

伊豆や群馬とは異なる山道のようでした。

 

銀山温泉に到着する。

すこし手前の駐車場に車を止めて、温泉街までは少し歩きます。

お散歩がてら、ちょうどいい塩梅ですね。

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いやあ、趣のある場所でした。

足湯にも浸かってきましたよ。

 

いいですねえ……、いつかは泊ってみたいものです。

「え」と思った方もいますよね。泊まらないの?

そうなんです。ここは観光オンリーなのです。だって、宿泊料が高いのですよ(涙)。

 

銀山温泉をあとにして、宿泊の地「鳴子温泉」に向かいます。

つづく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マカンで、奥のほそ道(準備編)

時をさかのぼります。

会社から報奨休暇をいただいていて、その期限が2020年10月でした。

都民も10月からはGo to 適用されたこともあり、さて、旅行に行こうかな、と。

 

東北方面、4泊5日のクルマ旅。

ホテルだけは予約していますが、ほかは何も決めていない気ままな旅行となります。

マカンのロングドライブをレポートします。

 

前日_旅の準備

・ガソリン満タン

マカンを購入してから、燃費に関してはメータ値を見るだけで、自分で測定することは、これまでありませんでした。

クルマをマカンに替えてから、燃費が気にならなくなりました。

その理由……。

いや、私の暮らしぶりが良くなったわけではありません。スーパーに行けば従業員が「半額」のシールを貼り終えるのをじっと待つ。小銭も惜しむ市民なのです。

 

それなのに、燃費には頓着しない。

実用性が高いSUVとはいえ、そこはやはりポルシェなのです。

運転が楽しい! そのため、ほかの採点は甘くなりがち。

燃費を気にして走らせるクルマではないのでしょうね。

 

とはいえ、今回はガソリン満タン法で、旅行中の燃費を測定してみます。

最寄りのENEOSでガソリンを満タンにして、トリップメーターをリセット。

 

・ポルシェグッズ

東京では秋の行楽シーズンで、服装に関しては、薄手の長袖と羽織るものがあればOKな感じですが、行先は東北なので冬を意識。

そして、こんな格好で行くことにしました。

ジャーン!

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マカンを購入したてのころ、

ほとばしる高揚感に乗じて購入してしまったキャップとジャケットです。

 

このジャケットのデザインは、「ガルフレーシングチーム」ですね。カッコよ!

実は、購入したのが6月だったので、今回の旅が初おろしとなります。ワクワク!

 

ポルシェで固めて、ポルシェに乗るのって、必死すぎてダサい!

そういう意見もあると思いますが、まあ、こういう楽しみも

ポルシェライフにはあるということで、ご容赦を……。

 

それにしても、久しぶりの旅行となります。

ブログを遡ってみると、7月に西伊豆に行って以来。

その時のリンクも貼っておきます。

読んでいただければ幸いです。

旅行withマカン(再) - マカンとお散歩! ~New life with Macan~

旅行withマカン 後編 - マカンとお散歩! ~New life with Macan~

 

また、この日は、家族で半年間取り組んできた案件が終了した日でした(だからこそ、旅立とうと思い立ったわけですが……)。

荷造りもほどほどに、お祝いのワインを開けてしまいました。

 

つづく。